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 高性能3Dプリンター

CNC3Dプリンター 高性能な3Dプリンターです

駆動スピード 40-100mm/s(0.1mm)
X軸Y軸分解能 0.01mm
Z軸分解能 0.0025mm
ワークサイズ 190mm*160mm*160mm
ノズル直径 0.4mm
推奨素材 PLA, (ABS), (HIPS)

高分解能3Dプリンタ CNC3Dプリンターモデル CNC3Dプリンターテーブル CNC3Dプリンター画面
マシン自体の大きさは約432*420*400mmです
USB接続かSDカードのインターフェイスをご利用ください。
価格は¥298000円です。
現在、入金確認後、6週間以内の発送になります。
付属のLCD画面からオフライン作業も可能なので省電力です。


単価価格 : ¥298000 (消費税込み価格)
数量 :


 3Dプリンター流れ

3Dプリンタをディスクライブすると、駆動位置の制御と、キャスト成型技術に分けられます。
駆動位置の制御とは、空間中に仮定の原点の位置を決めて、そこからX軸(左右)に+(あるいはー)に何.何mm移動する、Y軸(手前と奥)に+(あるいはー)に何.何mm移動する、Z軸(上下)に+(あるいはー)に何.何mm移動すると、移動距離を数値によって制御することにより、造形の表現をしたり、加工をする技術の元となるものです。
キャスト成型とは、プラスティック等を高温で溶かし、穴や決められた形状の空間を通して押し出すことにより、素材を成型する技術です。
駆動位置の制御は1950年代に、アメリカのシンシナティ社が製造を行ったフライス盤という工作機械が第1号だといわれています。
大学の研究室レベルでも、それの数年前から行われていたと考えられます。
キャストについては今から100年以上前の、1907年にアメリカのベークランド社がフェノール樹脂を発明してから20年後に、同じくアメリカのUCCが塩化ビニールを出しているので、その前後から行われてきた技術であると考えられます。
そして同じく1950年代には、石油からプラスティックを大量に生産する時代になるころには、しっかりと温度制御された状態でのキャストが定着してきました。
キャスト成型は非常にコストの安い生産方法であることから、樹脂素材業界において長年・そして現在も主流の製造方法としての地位を確立しています。
だたし、プラスチック製品の生産においては、金型に圧力をかけながら元々チップ状のプラスティックを流し込む方法が主流です。
空間位置を制御する技術は、NC加工技術などと呼ばれて、車業界などの金属加工の世界で広く使われるようになりました。
ただし、プラスチックの場合、他の加工方法に比べるとコストが掛かりすぎる事から、試作の世界や、他の特殊な業界以外ではあまり使われません。
金属加工の業界でも、プレスなどの他の加工方法が有る場合には、そちらが優先されます。
歴史の中でパソコンの価格や、回路の価格が下がっていき、個人の保有率が上がる中で、パソコンとの組合わせであるCNC技術が開花するようになりました。
3Dプリンタの技術は、試作の世界や、特殊な業界での利用が期待されています。
また、キャスト以外にも目的の位置に光を当てることで、プラスティック等の造形をするタイプもあります。
また、個人や小さな企業から、付加価値を付けるアイデアが出た場合には、短期間試験的な販売が出来るのではないかと、私自身も期待しています。


 3Dプリンタへの期待

パソコンの利用に長けていて、CADの製作が出来たり、勉強する意欲の有る方にとって、アイデアを実際に形にすることが出来るようになり、CNC技術や3Dプリンタの技術を利用することで、大会社だけでなく、個人にもチャンスを広げていけると期待しています
また、絵を描くことが出来る方や、デザイナーの方がCADを組合わせることによって、付加価値を作ることが出来るチャンスも、目の前に用意してくれている状態になったと考えることも可能だと思います。
価格競争や単純労働だけでなく、創造力が付加価値を生み出すことに挑戦する方が増えてくる中で、成功者が現れ、生活の成り立たせ方が増えてくる可能性も見逃せません。
さらに異なる才能を持つ別々の人が、力を合わせることにより、仕事を生み出す可能性が広がることも有ると考えます


 3Dプリンターで製作物をプリントアウト

CNCフライスでは部品系の製作も多いですが、3Dプリンターの場合はアート系の製作が多くなると考えるため、アート系の製作の流を簡単におさらいします。
ただし、剛性の問題を解決すれば、部品系の製作も同じです。
まずは何を作るかを決めるために「想像」をしましょう。
パーソナルコンピュータで言い古された言葉ですが、CADやアイデアのソフト部分が無ければ、3Dプリンターもただの箱です。
そしてそのアイデアや想像が、しっかりとした付加価値を持っているかを再度検討しましょう。
アイデアの検討には、ブレインストーミングや不満リスト法・マインドマップ法・結果逆算方・TRIZ理論・9マス発想法・クリエイティブマトリクス・オズボーンのチェックリストなど、3Dプリンター以外でも使える発想方法を使うことも可能です。
そして次にその想像をCAD化します。
いい物を作るためには手が掛かる部分ですが、手助けするソフトはたくさんあります。
CADにはスケッチアップを初めとした、直感的なソフトからプログラムで製作することが出来るソフト・数値を入力するソフトまでありますし、CGソフトの中にはCADへの変換が可能なベクタ形式の画像製作ソフトもあります。
使い慣れた画像ソフトが有るなら、ラスターからベクターへの変換、そしてCADへの変換も検討してみる価値はありです。
ここに時間と手間を書けることが満足度につながることが多いです。
その後CAMでG-コードを製作します。
3Dプリンタでよく利用されるフリーソフトによっては、この部分が自動化されていて意識せずに通り過ぎる場合も多いと思います。
ソフトの中で細かい設定を行うことになるのですが、全ての設定はこのCAM部分のためです。
そしてその設定は、機械によって異なります。
機械の設定を変更した場合には、ソフトの設定の変更も必要です。
設定の勘所は、3Dプリンタの機械が持っている移動距離の最小駆動距離(分解能)と動くスピード・加速速度、樹脂の押し出しのスピード・温度などになります。
テストを繰り返して樹脂素材別に最適な設定を探り当てることが必要です。
また、形状によっても変化する場合がありますし、ソフトによる差も出ることが有るので、ソフトと機械を決めて使い慣れることが推奨されます。
そして完成された造形物を楽しみながらテストすることも重要です。


3Dプリンタの注意

3Dプリンタ用のソフトのために,ファイル名・フォルダ名やパスには日本語を使わないようにしてください。
海外製のフリーソフトを使う場合、日本語のファイル名などが認識されない場合があります。
3Dプリンタのために使うCADはSTLファイル形式で保存が出来るものを利用してください。
3Dモデルは全て面(サーフェイスのみ)でおおうようにしてください。
3D CADをダウンロードした場合など、重複した面は一つに整理するようにしてください。
サーフェースが重なると、G-コードを製作するときに不具合が生じる場合があります。
プリンティングに利用するSTLファイルのデータの形式にはASCII形式とバイナリ形式がありますが、3Dプリンタで使うソフトウェアに適した形式であることを確認する。
3Dプリンタで使用するSTLファイルにはいくつかのタイプが有るのと、ソフトによる癖が出ることが有るので、データ変換が出来れば3Dプリンタで使用可能という先入観を捨ててください。
STLビューワ・チェッカーソフトを使うことで、3Dプリンターに適したファイルに変換することが必要になる場合が有ります。
G-コードの簡単な基礎だけでも勉強しておくと、フリーソフトの欠点を補うことが出来る場合があります。
3Dプリンタで物を作ることはものづくりになるため、ものづくりの基礎や樹脂の性質を理解するように勤めることがいい物を製作するにおいて重要です。
武器など法律に違反するものは作らない。
また、人権や著作権を侵害するものを3Dプリンタで製作することは避けましょう。
3Dプリンタを利用すれば、手作業の必要性が完全に無くなるところも出てくるという意味で、人の作業が完全になくなるといった意味ではありません。
想像する段階で、付加価値を出すことを意識する。
温度が下がったときに、収縮の関係で曲がりや剥離が出ないような順序で製作できるように経験をつむ。
3Dプリンティングを楽しむことを忘れないようにしてください。

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